API公開で新しいビジネスをさぐる

Web2.0という言葉は韓国でも広く浸透してきました。こうしたなか韓国国内の主要ポータルも、Web2.0時代のトレンドである検索・ショッピング・コミュニティ・辞書引きなどサービスのAPI(API(Application Program Interfaces)を外部に公開して、新ビジネスを模索しています。

そもそもAPIの公開は、GoogleやAmazonなどWeb2.0を主導しているグローバルインターネット企業らが各ウェブサイトなどで行われているサービスを、ウェプ上で運営できるソースコードを公開することをいいます。

実際に利用している例としては、米国のGoogleが提供する「Google Maps API」を利用した地図サービスのはてなマップはよく知られています。同様に韓国においても「Google Maps API」を利用して試験的につくられたF.L.Y(www.fly.co.kr/map.aspx)があります。このように公開APIコードを利用して自分だけのウェブサービスを作ったり、公開されたコードを結合して独特のサービスを新しくさせることができるようになります。


韓国では現在、大型ポータルのネイバー、ダウムなどがそれぞれ24種類、15種類のサービスAPIを公開しています。今回は、まず韓国の検索ポータルトップのネイバー(www.naver.com)で公開されているAPIを紹介し、次回はコミュニティポータルのダウム(www.daum.net)について調べてみようと思います。

韓国ナンバーワンポータルのネイバー(www.naver.com)は、2006年3月、韓国でどこよりも早く検索サービスに関連する多様なサービスのAPIを公開を行っています。そして最近ではデスクトップのWidget APIも公開しています。

またネイバーのNaver OPEN APIサイトでは、具体的にAPI利用のための公式カフェやマニュアルを掲載することで利用者の便宜を図っています。

※Widget とは、デスクトップ上で特定の機能を実行するための簡易的な アプリケーション の総称で、アプレットに比べるとよりグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)の要素が強いという共通の特徴を持っている。


●検索結果API
・知識IN検索、ブログ検索、カフェ・カフェ書き込み検索、専門資料検索、ウェブ文書検索、書籍検索、ショッピング検索、百科事典件検索、国語辞典検索、日本語辞典検索、英語辞典検索、ニュース検索、地域検索、動画検索、イメージ検索、マイPC検索

●検索関連機能
リアルタイム検索語、推薦検索語、成人検索語判別、誤字変換、ショートカット

●サービスAPI
知識スポンサーAPI、地図API、デスクトップウィジェットAPI

合計24種類です。しかしこのネイバー公開APIの使用条件として1.利用登録をしてからユーザーキーを受け取らなければならない、2.そしてクエリー制限も利用者当たりサービスごとに一日5000クエリーに制限されている、3.非商業的用途のみに利用すること、4.ネイバー公開APIを使っているロゴを表記することなどが義務づけられています。

但し、既存の地図検索のAPIサービスに限定して、1ユーザー(KEY)当たり1日(毎日0時〜24時) 50,000回に制限、商用的利用が可能になっています。しかしこれも10月1日より「会員は‘APIサービス’を会社と事前合意された目的にのみ使用できます。その他の用途で使おうとする場合、会社と事前に合意しなければなりません。」に変更されるようです。

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